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ベビーシッター資格とは!難易度は?独学や通信講座で最短1ヶ月で取得可能?

 

日本ではあまり馴染みのないベビーシッターですが、子育て経験がある方や子どもが好きな方は簡単にベビーシッターになることが出来ます。

 

資格を取りたい人
資格を取りたい人
簡単になれるの?資格とか必要ないの?

 

資格のエキスパート
資格のエキスパート
実は、ベビーシッターは資格がなくても仕事ができるんです。

 

 

子どもが好きで、子どもの世話をする仕事に就きたい!と思われる方は、資格がなくても働くことができるベビーシッターがオススメです。

 

今回は、

  • そもそもベビーシッターってどんな仕事?
  • 資格を取るとしたらどんな資格があるの?
  • 独学でもいいの?
  • 通信講座はあるの?
  • 最短で取れる資格と難易度は?

 

といったことを紹介します。

 

ベビーシッターに興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

 

 

ベビーシッターとは?

ベビーシッター資格

ベビーシッターは、保護者の代わりに自宅に出向いて、0〜12歳の子どものお世話をする仕事です。

資格のエキスパート
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「シッター」には、「世話をする人、付き添う人」といった意味があります。

 

子どもが病気で保育園を休んでしまった時や、保護者が入院をしてしまい他の保護者に頼めない時など、保護者の代わりになって子どもの世話や家事をサポートします。

 

保育士と違い国家資格などの公的な資格がないので、誰でもベビーシッターになることが出来ます。

 

資格のエキスパート
資格のエキスパート
共働き世代の増加や待機児童問題などがある中、気軽に子どもを預けることができるベビーシッターの需要は高まっています。

 

保育士とベビーシッターは、保護者が子どもを預けて面倒を見てもらう、という点は同じですが、それ以外はかなり違います。

保育士とベビーシッターの違いはどんなことがあるのか、紹介します。

 

 

保育士とベビーシッターの違い

保育士とベビーシッターの違いは、以下の通りです。

 

保育士
  • 国家資格が必要
  • 保育園や幼稚園などの施設で子どもを預かる
  • 複数の子供を相手に集団保育を行う
  • 複数人で子どもを見る
  • タイムテーブルが決まっている
  • 基本は8時間勤務

 

ベビーシッター
  • 資格がなくても働くことができる
  • 利用者の家や民間施設などで子どもを預かる
  • 1家庭の子ども(1〜3人)を相手に個別保育を行う
  • 1人で子どもを見る
  • タイムテーブルの決まりはない
  • 勤務時間は自分で決めることができる

 

ベビーシッターの仕事内容は、保育士と比べて柔軟性が必要です。

各家庭によって子どもの年齢や性格が異なりますし、タイムテーブルによる決まりもありません。

 

資格を取りたい人
資格を取りたい人
ベビーシッターは、1人でその家庭にあった保育をしないといけないんだね。
資格のエキスパート
資格のエキスパート
乳児であればオムツ交換、幼児であればトイレのサポートなど、年齢によっても仕事内容が変わります。遊び方も子どもによって違いますし、兄弟がいる場合はゲームをしたり宿題を見るケースもあります。

 

また、保育だけではなく掃除や買い物、習い事のお迎えなど家事等も行います。

業務の幅広く、臨機応変に動く必要があります。

 

 

勤務形態は、保育士と比べるとベビーシッターの方が自由度が高いです。

勤務時間や勤務先が固定されていないので、働きたい時間や休みを自分で決めることが出来ます。

 

 

ベビーシッターの資格とは?

資格がなくても仕事ができるベビーシッターですが、資格がないと仕事の依頼は少ないです。

 

実際にベビーシッターとして働いている人には、

  • 保育士
  • 幼稚園教論
  • 助産師
  • 看護師

といった有資格者が多いです。

 

資格がなくても働けますが、子どもを預かる仕事という点では、資格も経験もないと不安に感じる保護者が多いです。

資格のエキスパート
資格のエキスパート
各認定団体が主催しているベビーシッターの資格があると、確かな知識を持っているという証になるので、保護者から信頼されます。専門知識がある方がトラブルにもなりにくいです。

 

民間資格ではあるものの、ベビーシッターに関する資格はいくつかあるので、取っておいて損はないでしょう。

 

 

ベビーシッターの資格の種類

ベビーシッター資格

ベビーシッターに関する資格は5つあります。

 

  1. 認定ベビーシッター
  2. ベビーシッター資格
  3. ベビーシッター
  4. プロフェッショナルベビーシッター
  5. 日本ベビーアドバイザー協会公認ベビーシッター

 

すべて民間資格で、各認定団体によって受験要項も変わります。

以下表は、2022年現在の情報です。

 

資格の種類 認定団体 試験開催日 試験会場 金額
認定ベビーシッター 全国保育サービス協会 年に1回(7月) 東京・大阪・名古屋 11,550円(合格後認定登録料+4,200円)
ベビーシッター資格 日本能力開発推進協会(JADP) カリキュラムが終了後随時受験可能 在宅 5,600円
ベビーシッター 日本チャイルドマインディング&エデュケア協会認定 添削課題をすべて提出し、所定の成績を収め修了後、申請をして可能 在宅 2,000円(資格申請料)
プロフェッショナルベビーシッター 一般社団法人日本能力教育推進協会(JAFA) カリキュラムが終了後随時受験可能 在宅 月3,980円(サブスクリクション)または35,200円で購入(受講料込み)
日本ベビーアドバイザー協会公認ベビーシッター 日本ベビーアドバイザー協会 受講生であれば受験可能 在宅 5,500円(合格後認定登録料+11,000円)

 

資格によって実務経験が必要であったり、カリキュラムを修了する必要があります。

また、金額も異なるので、どの資格を取るか明確にしなければなりません。

 

1つずつ説明していきます。

 

①認定ベビーシッター

認定ベビーシッターは、全国保育サービス協会が認定する資格です。

ベビーシッターの資格の中で唯一の認定資格で、最も代表的な資格です。

業務に必要な知識や技術を幅広く得ていることが証明されます。

 

認定ベビーシッターを受験するには、以下の内容を満たしている必要があります。

① 満18歳以上の者
② 全国保育サービス協会が実施する次のⅰ、ⅱのいずれかの研修を受講し修了していること。
i 研修I(現行の「養成研修」)を受講し、修了証を有していること。併せて、研修II(現行の「現任研修」)を受講し、修了証を有していること。
ii 居宅訪問型保育基礎研修を受講し、すべての科目の修了証を有していること。

引用:公益社団法人全国保育サービス協会

 

試験を受けるには、既定の研修を受講し、修了する必要があります。

資格取得指定校一覧はこちら

さらにベビーシーターの実務経験も必要です。

資格のエキスパート
資格のエキスパート
実務経験の期間は問われません。「実務経験証明書」に事業者の押印があれば申請可能です。

 

資格を取得すると、初回の5年目に更新が必要ですが、その後更新はなく、一生資格を持ち続けることができます。

 

 

②ベビーシッター資格

ベビーシッター資格は、日本能力開発推進協会(JADP)が認定する資格です。

ベビーシッターに必要な知識と、トラブル等に対応可能な知識を学ぶことができ、ベビーシッターのスペシャリストを証明することができます。

 

実務経験は不要ですが、既定のカリキュラムを修了する必要があります。

資格のエキスパート
資格のエキスパート
「キャリカレ」という認定講座があります。試験とは別に講座料として47,400円が必要です。後ほど詳しく説明します。

 

カリキュラム修了後、在宅でテキストを見ながら何度でも試験を受けることができます。

再試験の場合も5,600円は必要です。

 

全問題の合計点数の70%以上得点があれば合格となります。

働きながらや、家事や子育ての合間でも受けやすいです。

 

 

③ベビーシッター

ベビーシーターは、日本チャイルドマインディング&エデュケア協会が認定する資格です。

 

実務経験は不要ですが、既定のカリキュラムを修了する必要があります。

資格のエキスパート
資格のエキスパート
「ヒューマンアカデミーたのまな『ベビーシッター講座』」という認定講座があります。試験とは別に講座料として37,800〜50,220円が必要です。後ほど詳しく説明します。

試験はなく、全4回の添削課題の合格ラインを超え、全過程を修了し、資格申請をすると資格の認定書が送られてきます。

勉強後に申請をするだけなので、気軽に挑むことができます。

 

 

④プロフェッショナルベビーシッター

プロフェッショナルベビーシッターは、一般社団法人日本能力教育推進協会(JAFA)が認定する資格です。

ベビーシッターの基本的な技術と知識を、広く指導、活用できる人材に与えられます。

 

実務経験は不要ですが、既定のカリキュラムを修了する必要があります。

資格のエキスパート
資格のエキスパート
「formie(フォーミー)」という認定講座があります。試験とは別に講座料が必要です。35,200円で購入するか、サブスクリプションで月3,980円を支払う必要があります。後ほど詳しく説明します。

 

在宅で試験を受けることができ、結果もその場でわかるのでスピーディーに資格が取得できます。

不合格の際も、何度でも試験に挑戦ができるので安心です。

再試験の場合は1,500円必要です。

 

 

⑤日本ベビーアドバイザー協会公認ベビーシッター

日本ベビーアドバイザー協会公認ベビーシッターは、日本ベビーアドバイザー協会が認定する資格です。

 

実務経験は不要ですが、既定のカリキュラムを受講する必要があります。

資格のエキスパート
資格のエキスパート
「エクセレントホールディングス『ベビーシッター講座』」という認定講座があります。試験とは別に講座料として33,000円が必要です。後ほど詳しく説明します。

 

試験は、講座の受講生であれば期間内にいつでも受けることができます。

問題はテキスト内から出題され、合格基準は正解率70%以上です。

 

 

ベビーシッターの資格の難易度

ベビーシッター資格

5つのベビーシッターに関する資格を紹介しましたが、どれも難易度は高くありません。

①認定ベビーシッター 合格率80%
②ベビーシッター資格 合格率不明(70%以上得点で合格
③ベビーシッター 試験なし
④プロフェッショナルベビーシッター 合格率80%
⑤日本ベビーアドバイザー協会公認ベビーシッター 合格率不明(70%以上得点で合格

 

資格のエキスパート
資格のエキスパート
すべての試験が、研修やカリキュラムの内容に沿った問題が出題されます。また、「ベビーシッター資格」に関してはテキストを見ながら試験を受けることが出来ます。

 

しっかりと内容を理解した上で修了し、試験に挑むことができるので、高確率で資格が取得できます。

 

 

ベビーシッターの資格は独学でも取れる?

ベビーシッター資格

ベビーシッターの資格を取得する場合は、独学では不可能です。

規定の通信講座に申し込み、そのカリキュラムを修了する必要があるからです。

繰り返しになりますが、ベビーシッターの資格を取るためには、学校や通信講座に申し込む必要があります。

 

ただ、テキストなどを用いて独学で勉強し、無資格でベビーシッターとして働くことは可能です。

資格のエキスパート
資格のエキスパート
乳幼児の発達や心理学の知識、栄養の知識、怪我や医療に関する知識があれば、いざという時も対応できます。

 

 

ベビーシッターの通信講座の種類

ベビーシッター資格

先ほど紹介した資格が取れる通信講座は、4つあります。

どの資格が欲しいかによって、申し込む通信講座が変わります。

 

  1. キャリカレ
  2. ヒューマンアカデミーたのまな「ベビーシッター講座」
  3. formie(フォーミー)
  4. エクセレントホールディングス「ベビーシッター講座」

 

1つずつ説明をしていきます。

 

 

キャリカレ

日本能力開発推進協会(JADP)が認定する「ベビーシッター資格」が取得できます。

キャリカレの特徴は下記のとおりです。

受講料:47,400円(税込)

分割:◎(2,290円×24回)

期間:4か月(最大700日間無料でサポート)

教材:テキストとDVD

添削:◎(全4回添削を郵送→手書きで細かく採点+アドバイス等もあり)

質問:◎(スマホから無料で何度でもOK)

その他サポート:応援メールの送信/就職・転職サポート/自宅開業サポート

資料請求:◎(無料)

一番知名度のあるベビーシッター講座です。

4か月で修了できるカリキュラムなので、スキマ時間を利用して自宅で無理なくじっくり学ぶことができます。

4か月以内に修了しなくても、最大700日間は無料でサポートしてくれるので安心です。

 

丁寧な添削やすぐに対応してくれる質問、応援メールなどがあるので、飽きずに自分のペースで進めることができます。

資格取得後もサポートが充実しているので満足感があります。

 

 

ヒューマンアカデミーたのまな「ベビーシッター講座」

日本チャイルドマインディング&エデュケア協会が認定する「ベビーシッター」の資格が取得できます。

ヒューマンアカデミーたのまな「ベビーシッター講座」の特徴は下記のとおりです。

受講料:37,800~50,220円(税込)※3コースあり

分割:◎(6回)

期間:3か月(在籍期間は6~12か月)

教材:①DVD+テキスト ②DVD+テキスト+WED講座 ③テキスト+WED講座

添削:◎(最後に全4回分の添削を郵送→資格の合否が決まる)

質問:◎(スマホから無料で何度でもOK)

その他サポート:応援メッセージの送信/就職サポート

資料請求:◎(無料)

コースは3つあり、それぞれ金額が異なります。

  1. ベビーシッター講座DVDコース→37,800円
  2. ベビーシッター講座DVD+eラーニングコース→50,220円
  3. ベビーシッター講座eラーニングコース→42,00円

期間はどのコースも3か月ですが、①DVDコースは在籍期間が6か月となります。

また質問も、①DVDコースだけスマホではなく、メールかFAXか、郵送での対応となります。

 

コースの違いで言うと、②と③のeラーニングコースは、スマホやタブレットで動画視聴ができるので外出先のスキマ時間に最適です。

再生速度を変更できるので忙しい方も時短で学ぶことができます。

また、視聴履歴を見ることができるので、学習状況の管理もしやすいです。

 

サポートは、キャリカレ同様、応援メッセージが届いたり資格取得後の就活サポートもしてくれるので安心です。

 

 

formie(フォーミー)

一般社団法人日本能力教育推進協会(JAFA)が認定する「プロフェッショナルベビーシッター」の資格が取得できます。

formie(フォーミー)の特徴は下記のとおりです。

受講料:35,200円(税込)※月3,980円のサブスクリプションあり

分割:✕

期間:1か月(テキスト・試験の期限なし)

教材:WEDテキスト

添削:✕

質問:◎(スマホから最大180日間OK)

その他サポート:✕

資料請求:✕(980円で7日間試すことができる)

紙のテキストやDVDがないので、スマホやパソコンのみで学ぶことができます。

書き込んだり、付箋を貼ったりすることはできませんが、どの通信講座よりも手軽で素早く資格を取得することができます。

 

受講料は、WED上のテキストを買い切るか、サブスクリプションかを選ぶことができます。

資格取得後もテキストを見たい方や、早く資格が欲しい方は買い切りがオススメです。

とにかく安く資格が取りたい方は、サブスクリプションがオススメです。

 

添削サービスや応援メッセージなどのサポートはありませんが、1か月で修了するのは魅力的です。

また、WED上のテキストを読み、練習問題を解き、またテキストを読み・・・を繰り返し、資格試験は、練習問題から出るので高確率で資格取得ができます。

 

 

エクセレントホールディングス「ベビーシッター講座」

日本ベビーアドバイザー協会が認定する「日本ベビーアドバイザー協会公認ベビーシッター」が取得できます。

エクセレントホールディングス「ベビーシッター講座」の特徴は下記のとおりです。

受講料:33,000円

分割:✕

期間:3か月(最大6か月)

教材:テキスト・資格取得ガイド

添削:✕

質問:◎

その他サポート:割引サポート

資料請求:✕

テキストは1冊で、子どもの環境から仕事に役立つ実践情報まで幅広い内容を学べます。

自宅開業や運営方法なども同時に身につくので、取得後はフリーランスで働きたい方にオススメです。

 

学習中の質問は、経験豊富な講師陣から丁寧な回答が得られるため、利用者の満足度は99%と高評価です。

 

割引サポートは、18歳以下の子どもを持つ方は10%オフとなる「ママ割」など、全8つの割引があります。

1講座につき1つの割引が対象となります。

 

 

最短で取れるベビーシッターの資格は?

ベビーシッター資格

紹介した5つのベビーシッターに関する資格の取得期間をまとめた表です。

資格名 学校または講座名 期間
認定ベビーシッター 資格取得指定校(全51校) 卒業までに2年
ベビーシッター資格 キャリカレ 4か月
ベビーシーター ヒューマンアカデミーたのまな「ベビーシーター講座」 3か月
プロフェッショナルベビーシッター formie(フォーミー) 1か月(最短2~3週間)
日本ベビーアドバイザー協会公認ベビーシッター エクセレントホールディングス「ベビーシッター講座」 3か月(最短1か月)

 

最短で取れるベビーシッターの資格は、断然「プロフェッショナルベビーシッター」です。

一般的には1か月で取得可能ですが、WEDテキストの買い切りでどんどん進めて学んだ方は、2~3週間で取得しています。

 

最短で手軽に資格を取得したい方は、formie(フォーミー)の通信講座を申し込み、「プロフェッショナルベビーシッター」の資格の取得がオススメです。

 

 

まとめ

ベビーシッター資格

ベビーシッターは資格がなくてもできる仕事ですが、資格や子育て経験がある方が仕事の依頼がもらいやすいです。

 

民間資格である「プロフェッショナルベビーシッター」は1ヶ月で取得可能なので、素早く資格が欲しい方にオススメです。

しっかり学びたい方や、資格取得後は開業してフリーランスで働きたい方は他の通信講座とも比較して、自分に合った資格を取得してください。

 

今回は、

  • そもそもベビーシッターってどんな仕事?
  • 資格を取るとしたらどんな資格があるの?
  • 独学でもいいの?
  • 通信講座はあるの?
  • 最短で取れる資格と難易度は?

 

といったことを紹介しました。

 

待機児童の問題や、共働きの方、片親の方など気軽に子どもを預けたい方は増加しています。

ベビーシッターの需要は高まっているので、ベビーシッターになる人も増えると良いですね。