語学

インドネシア語検定のメリットとは?b級・c級・e級・d級の難易度と合格率教えます!

インドネシア語検定

インドネシア語というのは、英語や中国語ほど頻繁に使われることはあまりないかもしれません。だけど…

資格を取りたい人
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インドネシアに行って仕事をしてみたい!
資格のエキスパート
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仕事をしたいならまずインドネシア語をマスターしましょう
資格を取りたい人
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どうしたらマスターできるのだろう?

と思っている人がいるはずです。インドネシア語をマスターするためにインドネシア語検定について様々なことを紹介させていただきます。

インドネシア語検定とは?

インドネシア語検定とは日本でのインドネシア語の拡散と学びたい人や学んでる人のレベルを上げる目的とする日本でただ一つのインドネシア語技能検定試験で、通訳や和訳者の能力をはかる試験です。

インドネシア語はインドネシア共和国の言語です。インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ、東ティモールの5か国で日常の会話として使われています。5か国で合計2億5000万人の人口を超えているので、2億5000万人以上の人がインドネシア語を話せます。

インドネシア語検定を単位の認定に利用してる大学

インドネシア語検定の資格を取ったら、それを単位の認定に活用する大学がでてきています。単位の認定活用する大学は5校あります。以下にまとめましたので参考にしてみて下さい。

九州国際大学

九州国際大学では2002年からインドネシア語検定の試験を導入しています。九州国際大学の学生がインドネシア語勉強のモチベーションアップと九州地域のインドネシアを学んでる人達がたやすく検定の試験を受けられるようになりました。

九州国際大学のインドネシア語の授業は週2回だけなので、検定受験を条件とした授業の内容にするのは難しいのですが、検定受験を受けたいという生徒には試験の為の特別授業を行っています。

九州国際大学では検定試験E級以上に合格すると大学の単位として認定されます。

 

神田外語大学

神田外語大学ではインドネシア語専攻で、インドネシア語の勉強をする学生のモチベーションを高める為にインドネシア語検定試験の採用をしています。

アジア言語学科のインドネシア語専攻している学生には検定試験のC級以上合格で単位を取ることができます。

 

甲南女子大学

甲南女子大学はインドネシア語試験に合格するとレベルに応じてインドネシア語Ⅰ~Ⅳ、インドネシア語演習Ⅰ~Ⅳの単位を取ることができます。

年間10人の学生がE級、5、6人の学生がD級に合格しています。今までにC級に合格した学生も20人以上、B級に合格した学生も数人でています。

 

摂南大学

摂南大学では、インドネシア語検定の合格した検定級に応じて単位の資格認定をおこなっています。摂南大学では、インドネシア語は中国語やスペイン語と一緒に大学に入ってから初めて修める言語として全学生が1年生の時に触れる言語になります。

 

拓殖大学

拓殖大学では、2015年からインドネシア語検定D級以上の合格者に単位が認定されます。拓殖大学では初めてインドネシア語を学んでインドネシア語検定に合格して留学が実現することができた学生もいました。

 

インドネシア語検定を受けるメリットとは?

インドネシアで働きたい人は、インドネシア語ができるというのはアピールポイントになります。なぜなら、1500社以上の日系企業がインドネシアに進展しているのでインドネシア語ができる人は貴重な人材になるからです。

インドネシア語は難しそうと思ってる人も多いのですが使われている文字はローマ字で、文法や発音の決まりもシンプルな言語なので他の言語に比べると勉強しやすい言語になるので、習得しやすい言葉です。

英語以外の外国語を勉強する入口としてはとてもおすすめの言語になります。

インドネシア語検定b級・c級・e級・d級はどんなことをするの?

インドネシア語検定

インドネシア語検定b級・c級・e級・d級それぞれどんな内容の試験があるのか以下にまとめました。参考にしてみて下さい。

インドネシア語検定b級の内容は?

インドネシア語検定のb級には一次試験と2次試験があります。それぞれについて簡単に説明したいと思います。

一次試験

一次試験では5ジャンルの問題があります。

1、文章問題

単語だけで解ける問題は1つもありません。文章をちゃんと理解して早速と解く必要があります。質問文もインドネシア語で書かれているので質問文が読めないとアウトです。

2、語彙問題

文章中の単語の意味を理解して合っている意味のものや間違っている意味の単語を選ぶ問題となっています。

問題では「下線部に最も意味の近い単語を選ぶ」問題や「ことわざ」「同義語」「反義語」「略語」の問題が多いです。

3、文法問題

インドネシア語の微妙な意味合いの違いの文法を求められます。「複数形」や「同音異義語」などの問題が多いです

4、翻訳問題

より高いレベルの翻訳能力が求められます。日本語からインドネシア語に、その逆でインドネシア語から日本語の問題がでてきます。「すべて日本語で翻訳してください」という問題や「似ている単語の意味合いの違い」や「接続語の正しい使い方」などの問題があります。

5、リスニング問題

質問文をまとめ、合っている答えを選ぶものが多いです。リスニングのスピードも早くて文章も難しくなっているので冷静に対応しなければなりません。

二次試験

二次試験は面接形式になっています。まず、面接会場には1人ずつ入り面接官に向かって受験番号と名前をインドネシア語で言います。その後、係員からの指示でインドネシア語の短い文章を1分間黙読します。

1分後その文章を全て音読します。その後試験管から文章の内容に関わった質問が5つインドネシア語で出題されるのでインドネシア語で答えます。5つ目の質問は自分の意見を答えるものとなっています。

※ちなみに、二次試験があるのはb級以外に特A級とA級だけになっています。c~e級は二次試験はありません。

インドネシア語検定c級の内容は?

c級の試験でも5ジャンルの問題があります。

1、読解問題

「空欄に合う前置詞を選ぶ」問題や「文章の段落の内容に合った文を選ぶ」問題や「文章の内容についてイエスかノー」で答える問題があります。

2,語彙問題

「文中の略語の元の言葉を選ぶ」問題や「問題文と同じ意味の言葉を選ぶ」問題や「問題文の内容に合うことわざを選ぶ」問題があります。

3、文法問題

「正しい品詞を選ぶ」問題や「正しい動詞を選ぶ」問題があります。内容が理解できれば選べるはずですが難しいです。

4、作文問題

「問題文を受動態にする」問題や「問題文を能動態にする」問題があります。また、回答文と語句文と問題文を比べて、違う回答文を消していったりする問題もあります。

5、リスニング問題

質問文が聞き取れて理解することが大切になってきます。質問文と同じ単語を使ったり、似たような単語を使うものもあります。引っ掛け問題に気を付けて解いていきましょう。

インドネシア語検定e級の内容は?

こちらの試験でも5ジャンルの問題があります。

1、読解問題

「穴が開いている文章に合う単語を選んで文章を完成させる」問題や「同意語を選ぶ」問題や「反意語を選ぶ」問題や「日本語の意味を選ぶ」問題があります。

2、語彙問題

「語群の中から関係のない言葉を選択する」問題や「インドネシア語の正確な綴りを選択する」問題や「文章中の単語の反意語を選択する」問題や「文章中のインドネシア語の意味を選択する」問題や「発音が違う問題を選択する」問題があります。

3、文法問題

「文章の空欄に入る助動詞を選択する」問題や「文章の空欄に入る前置詞を選択する」問題や「たくさんの単語で文を作る」問題などがあります。

4、作文問題

インドネシア語を日本語に訳す問題や逆に日本語をインドネシア語に訳す問題があります。

5、リスニング問題

短い文章を読んで、その文章にある事をそのまま聞く問題になっています。

インドネシア語検定d級の内容は?

d級の試験でも5ジャンルの問題があります。

1、読解問題

「同意語や反意語を選ぶ」問題や「日本語の意味を選ぶ」問題があります。

2、語彙問題

「インドネシア語の正確の綴りを選ぶ」問題や「語句を選択して文を完成させる」問題や「文に合う形容詞を選ぶ」問題や「文に合う動詞を選ぶ」問題があります。

3、文法問題

「文章の空欄に同じ接続詞や前置詞や副詞や動詞などの単語から合っている単語を選ぶ」問題や「文章の空欄に合う疑問詞を選ぶ」問題があります。

4、作文問題

d級の問題でもインドネシア語を日本語に訳す問題や、逆に日本語をインドネシア語に訳す問題があります。

5、リスニング問題

短い文章を聞いて内容に合う答えを選ぶ問題がありあす。

インドネシア語検定b級・c級・e級・d級の難易度と合格率は?

インドネシア語検定b級は、中上級レベルです。難易度は高めで合格率は約5%となっています。b級の試験に受かるとインドネシア語の簡単な新聞や書物を書いたり読んだりすることができ、テレビのニュースなどを聞いて理解することができます。

インドネシア語検定c級は中級レベルです。難易度は英検でいうと2級レベルに相当します。合格率は約25%となっています。c級の試験に受かると説明書や広告などを読んだり日常生活についての手紙やメール、日記などを書いたり日常会話を聞いたり話したりすることができます。

インドネシア語検定d級は初級レベルです。簡単なのでe級と併願する人も多いようですね。合格率は約41%となっています。d級の試験に受かると案内板やチケットなどの文章を読んだり、買い物や道案内、伝言などを話したりすることができます。

インドネシア語検定e級は初心者レベルです。合格率は約65%となっています。e級の試験に受かるとあいさつや自己紹介などの簡単な日常会話ができたり、辞書が使えたりできます。

e級の検定では半分以上の人が合格しているので、いきなりb級などにいかずにまずe級から順番に受けていった方が良いかもしれないです。

まとめ

いかがでしたか?今回の記事は

  • インドネシア語検定とは何なのか
  • インドネシア語検定とはどんなことをするのか
  • インドネシア語検定の難易度と合格率

を紹介しました。インドネシアに行ってみたい方、ぜひインドネシア語検定を受けてみてはいかがでしょう。