ペットショップに行くと、ペットに囲まれながら仕事ができていいなと思いますよね。
でも、ペットを飼う人からしたら、しっかりとした知識がある方人からペットを購入したいと思います。
ペットを販売する人向けの資格に「ペット販売士」があります。
ペット販売のノウハウだけでなく、飼育、流通、経理経営についての資格だよ。
ペット業界で働くのなら、持っておいて損はないよ。
ペットをどこの誰とも知らない人から買うのは嫌ですよね。
ちゃんとしたペットの知識がある人からペットを購入したいです。
そこで、この記事ではペット販売士の資格について紹介します。
- ペット販売士の内容
- ペット販売士の難易度・合格率
- ペット販売士は通信可能?
- ペット販売士の仕事のQ&A
このようなことが分かりますので、ペット販売士の資格に興味がある方は、最後まで見ていってください。
Contents
ペット販売士の仕事は売るだけでなはい
ペット販売士は販売に関する知識だけあればいいと思うかもしれませんが、そんなことはないです。
ペットに関する幅広い知識が必要になってきます。
ペットショップの店員はペットは売るだけではなくて、ペットが売れてからの10年~15年のスパンで考えなければなりません。
- どんなペットフードを与えればいいのか?
- どんなペット用品が必要か?
- 飼い主がペットを飼うのに適しているか?
このようなことを考える知識や判断力が必要になります。
ペット販売士の資格とは?
ペット販売士は、日本ペット技能検定協会が認定する民間資格です。
ペット販売士資格試験の概要はこちら↓
受験資格:協会認定の通信講座を受講した人
どこで:在宅
ライセンス交付量:12,000円
実技:なし
家でどこでも受験可能です。現地に出向く必要がないので、はっきり言って楽です。
資格の取得するには、協会認定の通信講座を受講する必要があります。
例えば、「ヒューマンアカデミーの通信講座」を受講すれば、資格を取得する権利が与えられます。
こういった講座はペット販売士だけではなくて、ペットに関する他の資格もセットになっています。
金額は安いもので20万円、高いもですと40万円近くします。
通信講座の内容は、ヒューマンアカデミーのホームページに掲載されています。
ペット販売士の資格は必ず必要?
ペット販売士は民間の資格ですので、ペットを販売する上で必ずしも必要というわけではないです。
ペット販売士を持っていなくても、ペットショップでの仕事ができます。
ただ、ペットを販売する上でいろいろなことを学ばなければなりません。どうせペットについて学ぶのであれば、資格を取りながら勉強してしまった方がいいです。
資格を持っていればペット業界ではプロとして扱われますので、持っておいて損はないです。
ペット販売士の勉強内容
ペット販売士の資格を取得する場合、どんな勉強をするのでしょうか?
基本的には、以下の内容になります。
- 動物看護学
- ペット経営学
- ペット社会学
動物看護学は、内科学・外科学・微生物学・寄生虫学・栄養学などになります。ペットの健康を維持するための内容ですね。
ペット経営学は、子犬のチェックや開業するための動物取扱業の登録などについてです。開業を考えている方やペットショップで働きたい人は勉強になります。
ペット社会学は動物の愛護や管理などの法令・狂犬病の予防法などについてになります。生後91日を過ぎてから1ヵ月以内に狂犬病摂取しないと、法的に罰せられるなどを知ることができます。
このようにペットに関する知識を習得することができます。ペットが好きで学習意欲がある方に向いている資格ですね。
ペット販売士の講座は通信も可能か?
結論から言いますと、ペット販売士は、通信講座で取得することが一般的です。
仕事をしながら取得する方が多いので通信講座が主体なのだと思います。
資格試験も通信可能なの?
試験自体も通信で可能です。
通信講座終了後に試験を受けて、テストを採点してもらう形で資格取得できます。
ペット販売士の通信講座の期間は?
仕事をしながらでも負担なく取得できる勉強量ですので、通信講座の期間は長くないです。
基本的には半年くらいで修了となります。
早い人はもっと早いですし、仕事の都合で勉強できずに1年くらいかかる人もいるようです。
ペット販売士の合格率・難易度は?
ペット販売士の合格率については、発表されていません。
資格試験は選択問題ですので、普通にやれば合格できます。
仮に資格取得に失敗しても、通信講座でフォローしてくれます。
ペット販売士の仕事に関するQ&A
このようにペットに関する様々な知識を学ぶことができるペット販売士ですが、仕事はどんな感じなんでしょうか?
ここからは、ペット販売士の仕事に関する疑問についてお話しします。
ペット販売士の給料は?
ペット販売士の資格を持っている方は、ペットショップで働くことが多いです。
その場合の給料ですが、一般的に月収15万円~20万円、店長で月25万円~30万円くらいです。
決して高くないです。
アルバイト・パートで働く場合は、時給1000円程度が一般的です。
ペット販売士の出勤日時は?
ペットショップは土日が稼ぎ時になりますので、土日出勤が多いです。
休みが不規則でも、ペットと触れ合っていたいという方に向いています。
ペット販売士の勤務時間は?
ペットを扱っている業種はサービス業が多いので、日中の勤務となります。
普通の仕事に比べて勤務が始まる時間が遅いですが、終わる時間も遅いです。
きっちりと17時に終わりたい人には向いてないですね。
ただ、通勤時間に混雑しないメリットもあります。朝もゆっくりと起きることができますからね。
ペット販売士に向いている人
ペット販売士に向いている人は、全般的に動物が好きな人です。
例えば、犬は好きだけど、猫は嫌いという人は向いていないと言っていいでしょう。
ペットショップではいろいろな動物を扱いますし、ペットグッズのお店でもいろいろな動物の商品を扱います。
ちなみにペットショップでは以下の知識が求められます。
- ペットと飼い主の組み合わせ
- ペット購入後のサポート
- ペットの新しい知識
- ペットのしつけのやり方
- ペットの新医療の知識
- ペットの新商品の知識
ペット販売士の求人は?
ペット販売士という名前から分かるように、主な就職先はペットショップとなります。
他の有力な仕事としてはブリーダーですね。
ブリーダーは個人経営する人が多い印象です。うまくはまれば大金を稼ぐことも可能です。
その他にも、
- ペット用品のお店
- 動物病院
- ペットグッズを扱うメーカー
- ペットグッズメーカー
- ペットフードメーカー
- ペットカフェ
- ペットホテル
このように就職先は多岐にわたります。
ペットが完全になくなることはないので、長い間求められる仕事とも言えます。
ヒューマンアカデミーでペット販売士が取得できる講座は?
先ほどもお話ししましたが、協会認定の通信講座を修了するとペット販売士を取得できます。
例えば、「ヒューマンアカデミーの通信講座」を受講すれば、資格を取得する権利が与えられます。
例えば、以下のような通信講座にペット販売士が含まれています。
トリミングプロフェッショナル講座
トリマー1級を取得し、独立開業まで視野に入れた総合的なカリキュラムです。
【内容】
- トリマー1級
- トリマー2級
- 動物健康管理士
- ペット販売士
ドッグトレーナープロフェッショナル講座
英国式ドッグトレーニングのプロフェッショナルとしての資格です。
- 家庭犬トレーナー1級
- ペット販売士
- 動物介護士
- ペットロスケアアドバイザー
- ドッグシッター
- 動物健康管理士
- セラピードッグトレーナー
- ペット飼育管理士
ブリーダープロフェッショナル講座
現代ペットビジネスに不可欠な必要情報を集約しています。
- 動物健康管理士
- ペット販売士
- ペット繁殖指導員
ペットビジネスマイスター講座
16の資格取得で、ペットビジネスを幅広く展開しています。
- トリマー1級
- トリマー2級
- 家庭犬トレーナー1級
- ペット販売士
- 動物健康管理士
- 動物介護士
- ペット繁殖指導員
- ドッグシッター
- ペット飼育管理士
- セラピードッグトレーナー
- ペットロスケアアドバイザー
- ペット飼育アドバイザー
- ペットビジネスコンサルタント
- キャットケアスペシャリスト
- キャットシッター
このように「ヒューマンアカデミーの通信講座」を受講することで、ペットについての幅広い知識と技術を身につけることができます。
ヒューマンアカデミーの講師先サイトから、資料請求も無料でできます。
まとめ
ペット販売士は、これからの時代に必要になる資格ですが、収入面が少ないのが気になります。
この記事では、
- ペット販売士の資格は、通信で取得可能
- ペット販売士の給料は、そこまで高くない
- ペット販売士の求人は、ペットショップ以外にも様々ある
- ペット販売士の資格の難易度は高くない
このようなことを紹介しました。
ペット好きでペット関係の仕事をしたい人に向いている資格です。
最近は、ペットが虐待されたり悲惨な事件も多いです。
ペットを販売するだけでなく、飼い主とペットの相性や、飼い主さんがペットを飼うことに向いているのかを見極めることも大事です。
ペット販売士のおかげで、ペットと人間が調和して暮らしていけるといいですね。