ネイリストになりたい!将来自分でネイルサロンをやりたい!
このような人が増えてきました。
特に初級ではなく中級は、サロンワークにおいてとても必要な条件となってきています。
ジェルネイル技能検定中級は、独学で取得できるのか?
この答えはかなり厳しいです。
でも、資金的な事や、時間的な事で簡単に諦めたくはないですよね?
今回は、可能な限り独学でやるには?というのを探ってみました。
このサイトを読んだ後に少しでも、前進できたらと思います。
Contents
ジェルネイル技能検定と、ネイリスト検定の大きな違い
ジェルネイル技能検定とネイリスト検定の違いは、どんなところにあるのでしょうか?
簡単に違いをまとめてみました。
ジェルネイル検定
- ジェルネイルに特化している
- 色持ちや発色などを含めて、多くのファンがいる
- ジェルネイル目的のお客様はとても多くいる
- ネイリストとして活躍したい場合は、欲しい資格になる
ネイリスト検定
- デザインを施す以外に、爪の健康を保つための知識が必要
- 日頃のケアなどを含めてトータルで勉強して取れる資格
ここでもう一つ大きな違いがあります。
ジェルネイル技能検定は、NPO法人日本ネイリスト協会が運営していますが、ネイリスト検定は、公益財団法人ネイリスト検定試験センターが運営しています。
少し難しい話のように感じるかもしれませんが、公益財団法人というのは、内閣府から公益認定を受けた運営団体になります。
資格の難易度や、就職の上で、有利なのは、ネイリスト検定という事になります。
ジェルネイル検定には、初級、中級、上級あるけど、その違いは?
ジェルネイル検定には、初級、中級、上級があります。それぞれの級によって、学ぶ知識と技術に違いがあります。
初級:ネイルケア・ジェルネイルを施術する上で重要な、基礎知識と技術が身に付いているかを審査します。(※飛び級ができず、必ず初級からとなります。)
中級:ネイルケア・ジェルネイルをプロとして施術するために、サロンワークで求められる専門的な知識と、技術を審査します。
(※多くのサロンが中級以上を求人の条件としている所が多いです。)
上級:ジェルネイルのスペシャリストとして、さらに専門的な知識と、高度で確実な技術を審査されます。
ネイリスト技能検定、ジェルネイル技能検定、どちらも持つことがプロのネイリストになるためには必要不可欠です。
ジェルネイル技能検定の技術検定が一部免除?
ジェルネイル検定は、技能検定が一部免除になるシステムがあります。
【免除の条件】
ジェルネイル初級試験→ネイリスト技能検定3級以上取得
ジェルネイル中級試験→ネイリスト技能検定2級以上取得
それぞれネイリスト技能検定の資格にもとづいて、実技試験第一課題が免除になります。
まずは、ネイリスト技能検定2級または1級を取得してから、ジェルネイル検定を取得するのをオススメします。
ジェルネイル技能検定の内容や手順はどうなっている?
ジェルネイル技能検定の試験を受ける前に、試験内容と手順を確認しておきたいところです。こう言うことを知ることも、試験対策の1つです。
試験内容
試験内容は、事前審査、実技試験、筆記試験があります。これらの試験内容について1つずつチェックしていきましょう。
事前審査
モデルの爪の状態と、テーブルセッティングをチェックします。
(注)モデルの爪は、右手はネイルケアを済ませた後、赤色のジェルカラーリングを施しておきます。
左手は、試験当日の1週間前からネイルケア・カラーリングをしていない状態にする必要があります。
実技試験
事前審査と合わせて100点満点中、70点以上が合格ラインです。
第一課題(35分)
- 両手10本のネイルケア
※ネイリスト技能検定保持で免除される部分
第二課題(60分)
- 左手5本にポリッシュカラーリング(赤色)を施し右手5本にジェルカラーリング(赤色)を施す
- 右手の中指に赤色に映えるジェルアートを施す
筆記試験
筆記試験は30分のマークシートで、100点満点中、80点以上が合格ラインです。
- ネイル、ジェルネイルに関する基礎知識
- 衛生と消毒、爪の構造
- 爪の病気やトラブル、ネイルケアの手順
この3つの試験になります。
ここで合格のカギとなるのが、時間の使い方です。
時間配分をどう使うかが、一番重要となってきます。
独学で勉強する場合、どうしたら良い?
もし、ネイリスト2級以上を持っていたり、すでにネイルサロンで仕事をしている場合は、独学で勉強する事も可能な場合があります。
独学について
本やDVD、公式の問題集、スクールなどの単発の講習会なども積極的に参加します。
勉強する時に、注意しなければいけないこと
DVDや本などで勉強する場合、筆記試験の知識を習得するには十分かと思います。ただ、実技を見よう見真似で勉強するには、間違った手法を覚えて減点対象になったりという事もとても多いです。
ジェルネイル検定の本番で注意したいこと
試験本番ではデザインや自己流のアレンジよりも、準備やセッティングを念入りにしてください。
時間配分も大事になります。
何故、そんなに時間配分が大事なのでしょう?
ジェルネイル技能検定中級のレベルは、以下のことだ大前提です。
サロンでお客様に施術する時に、決まった時間内で、きっちりと丁寧な施術の施しができる。
お客様に満足して頂くために、最も重要なポイントになるからです。
ジェルネイル技能検定中級は、プロとして即戦力として活躍するために必須でありとても有利な資格となっています。
サロンに通っていただく、お客様へ施術する為にプロとしての必要な知識や、確実な技術がしっかりと詰め込まれています。
独学、通学、通信講座の費用ってどう違う?
独学
ジェルネイル検定にかかる費用は書籍代やネイルの道具代のみですので、併せても10万円以下には抑えられるかと思います。
- 本、DVD(問題集、テキストなど書店でも購入可能)4000円〜5000円
- ネイルの道具代
- 検定代が13,200円(税込)
通信講座
通信講座は、10~50万前後で、レッスンは基本的に動画受講になります。
通信だけでも沢山ありますが、参考までに2校を案内してみますね
<KーTWO>
(ジェルネイル技能検定初級〜上級とネイリスト検定1級)
受講料→180,000〜256,000円
<クラスタイルネイルスクール通信講座>
(学費が高いけど、内容が濃くしっかりしてる)
- 2級までのジェルネイルエキスパートコース→308,500円
- 1級対応のジェルネイルマスターコース→498,000円
※開業支援あり
※スクーリングに行って、実際に指導を受けるという事も可能
スクール通学
年間で平均100万前後の学費がかかります。
しかし夜間又は、週に1〜2回の通学で費用を抑えられるコースもあります。
スクール通学に関しても2校紹介します。
AFLOAT〜アフロートネイルスクール〜
学習期間⇨1年間(1,045,000円)
- JINECネイリスト技能検定(1級・2級・3級)
- JINAジェルネイル技能検定(初・中・上)
Otona nail Lab.school
新しいスクールになりますが、小人数で学費も371,000円〜495,000円と比較的抑えられた金額
(オンライン授業もしている)
ジェルネイル技能検定中級の合格率は?
何故、ジェルネイル技能検定中級が独学では困難だと言われているのか?
それは、初級は合格率が70%なのに対し、中級は60%とだからです。
その10%の差が、実際に受験してみると、とても大きいのです。
初級が基本的な事を学ぶレベルに対して、中級は、サロンなどでお客様に施術をするための、知識、技術、正確さなどを含めて、総合的に審査されます。
ジェルネイルの確かな技術を丁寧に習得する
ジェルネイル検定のスクール通学や、通信講座などの学費は高いように感じます。ただ、合格率が低い事や、確かな技術を習得できることがおすすめポイントです。
お客様の立場になれば、やはり上手いネイリストに施術して欲しいですよね。
爪にアート、デザインをして綺麗にする、大事にするというのは自分自身の気持ちを大事に、モチベーションをあげる事もできます。
お客様に、『この人にネイルしてもらって良かった』と、喜んでもらえば、仕事へのモチベーションも収入も上がっていきます。
自分の手を見た時に、綺麗にされていると、テンションが上がるとか、モチベーションが上がると聞きます。
高い技術を無駄なく身につけ、確かな知識を持って丁寧なネイルであれば、誰もが安心して受けたくもなります。私も素敵なネイリストのネイルが受けたいです(笑)
スクールに通学する時間や資金が無い場合は、スクールなどが主催している通信講座や検定対策セミナーなどへ、積極的に参加するのをオススメします。
自分のライフプランや、生活の中で頑張ることができる方法をぜひ、見つけてくださいね。
この記事が、未来のネイリストのあなたにとって少しでもお役にたてたら、うれしいです。