今回の記事ではVBAエキスパートについてご紹介させていただきます。VBAエキスパートの取得を通して業務の効率化や自分のスキルアップに間違いなくつなげることができるので、記事を読んでいただき興味をお持ちになった方のお力になれれば幸いです。
今回の記事ではこのようなことに関して詳しくご説明させていただきます。
- VBAってそもそも何?
- VBAエキスパートのメリットって?
- VBAエキスパートの試験範囲は?
- 独学でも合格できるの?
- 合格までに必要な勉強時間は?
これらのことに関してご説明させていただきますので、ぜひ最後までお読みいただき自分にとって役に立つ資格か考える材料にしていただければ幸いです。
Contents
VBAとは
VBAとはVisual Basic for Applicationsの略でMicrosoft Officeで利用できるプログラミング言語です。
- Excel
- Word
- PowerPoint
- Access
このようなアプリケーションで利用することが可能なもので、VBAを使ってプログラミングを行い定期的に行われる作業などを自動で処理させたりすることで効率的に業務をこなすことが可能になります。
例えば、
- 顧客別に請求書の作成
- 拠点、部署、担当者別にデータの集計や一覧表の作成
- 指定した条件を含むWebサイトから情報を抽出し一覧表を作成
このようなことが簡単におこえるようになります。
VBAを使いこなすことで手作業の場合数時間かかっていた業務がワンクリックで瞬時に終わらせることが可能になるなど、作業工程を大幅に短縮できるだけでなく誰でも作業を簡単にできるようにすることができます。
VBAエキスパートとは
VBAエキスパートとは株式会社オデッセイコミュニケーションズが主催している試験で、Microsoft Officeにある機能のVBAに関する知識や技術があることを証明するための民間資格です。
マクロとは複数の操作を自動で行えるようになるものです。
マクロを活用することで、以下の作業を自動で行えるようになります。
- 毎月の入出金明細を金額の大きい順に自動で並べ替える
- Webスクレイピング(webからのデータ取得)などを行える
- 膨大なデータの中から必要なものだけを瞬時に抽出
これらマクロを実現するために必要なものがプログラミング言語のVBAとなります。
VBAの知識や技術があることを証明できるVBAエキスパートの資格を取得していれば、こういった作業効率化を行うことが可能だとアピールできるため、アピールポイントとして活用できるでしょう。
VBAエキスパート取得のメリット
VBAはWindowsでしか動かすことができません。そのため求人数などは他のプログラミング言語よりは少ないです。
しかし日本ではWindowsのシェアが約80%もあり、Windowsシェアが続く限りVBAの需要は失われることはありません。逆にWindowsでしか動かない点から金融系企業や大手の企業はVBAを多く使っています。
Windowsを利用している有名企業を以下にいくつか例に挙げてみます。
- SONY
- TOYOTA
- SHARP
- アメリカンエキスプレス
- みずほ銀行
これらの企業がWindowsを活用しているため、VBAエキスパートの資格があれば大手企業への就職を目指す際アピールポイントとして活躍することでしょう。
VBAエキスパートの種類と試験範囲
VBAエキスパートとはそれ単体の試験ではなく4つの種類に分かれています。「ベーシック」と「スタンダード」2種類のレベルと「Excel」と「Access」2種類のソフトの計4つの資格があります。
- Excel VBAベーシック
- Excel VBAスタンダード
- Access VBAベーシック
- Access VBAスタンダード
全ての試験がCBT方式(PCを使った試験方式)で行われ問題数は40問前後です。
合格基準は1000点満点中650〜800点で、これは問題の難易度によって上下するため正確な合格基準はお伝え出来ません。
全試験共通項目 | 全試験共通内容 |
問題数 | 40問前後 |
出題形式 |
|
試験方法 | CBT形式 |
試験時間 |
|
合格基準 | 650点〜800点 ※難易度によって上下 |
受験資格 | 誰でも受験可能
※未成年の場合保護者の同意が必要 |
受験資格が特に定められていないため、 ベーシック試験を受けなくても上位のスタンダード試験を受験することが可能です。普段ExcelやAccessを使っているのでしたらいきなりスタンダード試験を受験するのも良いでしょう。
Excel VBAベーシック
Excel VBAベーシックの試験ではExcel VBAの基本文法や基本的なマクロの読解力や構築能力を問われます。
主に問われる内容は、以下の通りです。
- 変数
- セル・シート・ブックの操作
- 条件分岐
- 繰り返し処理
これらの内容に関することが試験範囲です。
ベーシック試験は基本的なことを問われるので、高度な技術問題などは出題されません。Excel VBAを使った基本的な作業が可能だと証明することが可能です。
試験項目 | 出題範囲 |
マクロとVBAの概念 |
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マクロ記録 |
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モジュールとプロシージャ |
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VBAの構文 |
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変数と定数 |
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セルの操作 |
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ステートメント |
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関数 |
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ブックとシートの操作 |
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マクロの実行 |
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Excel VBAベーシックを取得すれば基本的な構築や操作が可能になるため、簡単なシステム構築などを手伝えるようになるので職場で構築の補助などができる戦力として活躍することができるでしょう。
Excel VBAスタンダード
Excel VBAスタンダードの試験では、さらに高度なマクロの読解力や構築能力を問われます。 ベーシックレベルよりもさらに高度な知識に加え、
- 配列
- 検索とオートフィルター
- 並べ替え
- テーブル操作
- エラー対策
などの内容が試験に含まれます。
Excel VBAに関する高度な知識と技術を問われるため、様々なシステム構築が可能だと証明できます。
試験項目 | 出題範囲 |
プロシージャ |
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変数の活用 |
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ステートメント |
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ファイルの操作 |
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ワークシート関数の利用 |
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検索とオートフィルター |
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データの並べ替え |
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テーブルの操作 |
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エラー対策 |
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デバッグ |
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Excel VBAスタンダードの資格を取得すれば高度なVBA知識と技術があることを証明できるので、新しいシステムの開発や企画など様々な場面で主軸となって活躍することができるでしょう。
Access VBAベーシック
Access VBAベーシックではAccess VBAの基本的な文法知識以外にもSQLに関する基本的な知識も問われます。
SQLとは国際標準化されているデータベースを操作するための言語で、OracleやMySQLなど様々なデータベースで活用できるPC言語です。
SQLを使ってデータの検索や追加・更新、ユーザー権限の付与など、データベースに関する様々な事がSQLを操作して可能になります。
その他で問われる内容としては、以下の通りです。
- 変数
- 条件分岐
- 繰り返し処理
- オブジェクトの操作
- 関数
- Visual Basic Editorのスキル
- デバッグの基礎
このような基礎的な知識を問われることになります。
Access VBAを活用した基本的な知識が問われるため、高度な技術問題などは出題されません。Access VBAを使った基本的な作業が可能だと証明することが可能です。
試験項目 | 試験範囲 |
VBAの基礎知識 |
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データベースの基礎知識 |
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変数・定数・配列 |
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ステートメント |
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関数 |
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DocCmdオブジェクト |
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フォームとレポート |
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SQL基礎 |
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実行とデバッグ |
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Access VBAベーシックを取得すれば基本的な構築や操作が可能になるため、簡単なシステム構築などを補助できると証明することができます。
また、SQLの知識も身に付くためその他のデータベースシステムも簡単なものであれば操作できるようになるので、Access以外の業務でも役に立つ事ができるでしょう。
Access VBAスタンダード
Access VBAスタンダードではベーシックレベルの出題範囲を理解しているかを問われるのと、さらに高度なプログラムを理解し構築する事ができるか問われます。
そのほかにもADOやDAOを使って、
- データベースの操作
- オブジェクトの操作
- プログラミングトレース能力
- エラー対策
などが問われる内容になります。
DAOとはData Access Objectsの略で、こちらは Accessで使用されるデータベースに特化した技術です。
ADOとはActiveX Data Objectの略で、ADOは Access以外の様々なデータベースで幅広く使える接続手段になります。
以前は処理速度などに差があると言われていましたが、PCのスペックも向上しているため、処理速度などに大した差はありません。
そのためAccessのみで行われているシステムであればDAO、 Access以外でもシステムを使う可能性がある場合はADOを使えばいいと考えられます。
試験に合格すれば Access VBAの高度な知識と技術、DAOやADOの操作ができると証明する事ができます。
試験項目 | 試験範囲 |
Access VBAベーシックの理解 |
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変数・配列・ユーザー定義型 |
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プロシージャ・モジュール |
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フォームとレポートの操作 |
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SQL |
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ADOやDAOによるデータベースの操作 |
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応用プログラミング |
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プログラミングのトレース能力とデバッグ |
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Access VBAスタンダードの資格を取得すれば試験を通して学んだ知識や技術で大規模なデータベースの構築や操作が自分で行えると証明できるため、即戦力として就職転職で役立つ資格になると言えるでしょう。
VBAエキスパートの難易度
結論から先に言いますとVBAエキスパートの資格取得はそれほど難しくありません。特に仕事などでVBAをよく使っている方であれば、それほど長時間勉強しなくても合格することが可能でしょう。
ベーシックレベルの試験の方がスタンダードレベルの試験より簡単ですが、スタンダードレベルの試験でもそれほどの高難易度ではありません。勉強すればそれほどの勉強時間をかけなくても合格する事ができるでしょう。
HTMLやCSSなども簡単なプログラミング言語の部類に入りますがこれらはWebデザインに特化した言語のため、VBAは一般的なプログラミングの文法でありよく使われる言語のため、最も簡単なプログラミング言語と言えます。
以上のことからVBAエキスパートの難易度は他のIT系資格と比較した場合難易度はそれほど高くない資格と言えるでしょう。
「VBAとは」の部分でも軽く触れましたが、VBAはMicrosoft Officeに標準装備されていることもあり、プログラミング初心者の方が初めて触れるプログラミング言語として難易度も導入のしやすさも含めてオススメです。
VBAエキスパートの合格率
VBAエキスパートの合格率は非公開とされているため正確な合格率をお伝えすることはできません。
しかしユーキャンやその他の資格サイトなどでVBAエキスパートに似た資格であるMOSの合格率が上位の資格でも約60%と言われています。
そのことから考えると、VBAエキスパートの合格率は50%〜60%程度といえるでしょう。
その他のプログラミング言語の試験はおおよそ30%〜40%の合格率が多いため、VBAエキスパートの合格率は他のプログラミング言語よりも合格率は高い試験と言えます。
あくまでこの数値は予測でしかありません。普段からExcelなどを使っている方からすれば数値以上に簡単と感じる方もいると思われます。
VBAエキスパートは独学で合格できる?
結論をお伝えしますとVBAエキスパートは独学で合格できます。
VBAエキスパートの難易度でもお伝えしましたが、VBAはプログラミング言語の中でも簡単な部類に入りますので、他のプログラミング系資格よりも難易度は低いです。
そのため独学による勉強で挫折する可能性も自然と低くなるのでじっくりと自分が納得いくまで勉強すれば合格する事ができるでしょう。
周りの人にそんな資格いらないと言われ、自分自身がそう思ってしまえばやる気もなくなり独学で合格することも難しくなってしまうでしょう。
しかし資格があればスキルを証明できますし、万が一会社が無くなってしまった場合スキルを履歴書でアピールする事ができます。
資格がなければそれもできず書類選考の時点で落とされる可能性も高くなってしまうと考えられますので、万が一の時に大変な苦労をする場合があるでしょう。
そのため私が考えるに、やる気次第である程度のことはなんでも独学で合格できると考えています。
試験に独学で合格するには自分のモチベーションを維持し、何者にも左右されない意志と時間をどれだけ勉強に使えるかです。
通勤や通学中にスマホをいじっていた時間を勉強に使ったり、寝る前の1時間だけでも勉強をすれば着実に前へ進んでいけます。
ちょっとやってわからないと投げ出さず、繰り返しテキストや学習動画を見直し続ければ必ず結果が出ると自分を信じる事が大切です。
VBAエキスパートの勉強時間
VBAエキスパートの取得に必要な勉強時間はベーシックレベルで20〜25時間およそ1ヶ月程度、スタンダードレベルで70〜75時間およそ3ヶ月程度と言われています。
しかしながらこの勉強時間にはかなりのばらつきがあり、普段からExcelなどでVBAに触れている方でしたら数週間程度で合格される方いるので、受験を検討されている方が今までどのような環境にいたのかによって変わるのが正直な話です。
例えばパソコンに触れたことがない方や、ネットサーフィンしかしたことない方であればもっと時間がかかってしまう場合もあるのでしょう。
VBAエキスパートの勉強方法
VBAエキスパートの勉強方法はいろいろあります。
- テキストを利用する
- 試験対策の問題集を解く
- 動画講座を利用する
主にこれらが活用されることが多いでしょう。特に初心者の方は初めに動画講座を見ることをお勧めします。
普段からExcelなどでVBAに触れている方であればテキストを読めば理解することができるでしょうが、今までVBAに触れてこなかった方がいきなりテキストを読んでも理解するのが難しい場面が出てきます。
そうなってしまうと一気に「わからない」気持ちが強くなってしまいやる気が無くなってしまう可能性が高くなってしまうので、動画を見ながら一緒に操作をして慣れる事が大切になるでしょう。
とはいえ、世の中には沢山の勉強用テキストや動画講座があり、人それぞれわかりやすいと感じるものに違いはありますが、初めて触れるものが難解な専門用語ばかりではやる気も無くなってしまいます。
経験者の方でも普段使っていない機能が試験範囲に含まれる事が多いので復習するのに役立つはずです。
VBAエキスパート試験にお勧めのテキスト
プログラミング言語の試験合格で一番の壁は、普段聞き慣れない専門用語の数々やプログラミング自体の論理(ロジック)だと私は感じています。
専門用語ばかり並べられても知らない言葉が出てきてはいちいち立ち止まってしまいますよね?そのためまず未経験の方がわかるように噛み砕いた書き方をされていることが大切です。
今回は初心者の方ができる限りわかりやすく説明されているテキストをご紹介しますので、テキスト選びに悩まれていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本
こちらはExcel VBAに関する本当に入門者の方へ向けたテキストのため複雑な操作に関することは書かれていません。逆に言えばだからこそわかりやすく書かれており、初めての方が挫折しづらいようになっています。
「そもそもVBAって何?何ができるの?」という疑問がこちらのテキストで理解する事ができるので初めて手にするテキストとしておすすめになります。
しかし基本がわかっていないのにそれ以上のことはできません。こちらのテキストを使ってExcel VBAの全体像を把握してから試験対策に臨むことで、わからなくて躓いてしまうことを減らす事ができます。
分からない事が分からない状態から脱出する事ができるので、本当の超入門者向けのテキストと言えるでしょう。
こちらのテキストはExcel VBAだけでなくAccess VBAに関するテキストも発行しています。VBAに関してはExcelもAccessも同じなので、まずはこちらのテキストを読みVBAに関する基礎知識を身につけてからその他のテキストに手を出すことがお勧めです。
VBAエキスパート試験にお勧めな問題集
実際にテキストや動画講座で勉強した後は試験対策を行うために問題集をひたすら解くことをお勧めします。公式サイトでもサンプルの練習問題を解くことができるので、実際の試験の雰囲気を感じてみましょう。
そのため試験の雰囲気に慣れるためにも知識の定着のためにも問題集を解くことは試験対策にてとても大切になります。
そこでお勧めしたい問題集をご紹介しますので、ぜひ勉強の際役立てていただければと思います。
VBAエキスパート試験 対策問題集
こちらの問題集はAmazonのKindle版で無料利用する事ができます。多くの方がこちらの問題集を使って試験対策を行なっているため実績のある問題集です。
全ての問題集を利用するには作者の方が運営するサイトから各試験ごとに3,980円で購入する必要があります。
まずはKindle版でどのような問題集なのか触れてもらい、試験に役立つと実感されてから実際の購入に踏み切るのが良いでしょう。
色々な学習サポート機能がついているため、試験対策としてとても強力な味方になることは間違いありません。
VBAエキスパート試験にお勧めの動画講座
初心者の方は初めに動画講座から勉強を始めることで視覚と聴覚、一緒に操作することで触覚も使って勉強ができるため知識の定着が早くなるのでお勧めです。
動画講座も多数あるので選び出すのも一苦労だと思います。そのため今回は未経験の方から試験対策をすでに行なっている方にもお勧めな動画講座をご紹介いたします。
Excel VBAエキスパート認定への道(Udemy)
引用:Udemy
5万人以上の方が学んでいる人気講師の方が行うVBAエキスパート試験対策向けの動画講座になります。
初めてVBAの勉強をする方も試験の予習復習をするためにも役に立つお勧めの動画講座となっており、実際に動画を視聴しながら手を動かすことで試験対策だけでなく実際の実務でも役立つ講座になっているのが特徴です。
初めて学ぶ方も試験のための予習復習をしたい方もお勧めの動画講座と言えるでしょう。
通常価格10,000円ですが、Udemyは頻繁にセールを行なっていて2,000円以下で講座を購入できる機会も多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事ではVBAエキスパートのメリットや試験範囲、勉強時間などに関してお伝えできたかと思います。
- VBAエキスパートはExcelやAccessなどを効率化させることができる証明になる
- VBAエキスパートはWindowsのシェアがあるかぎり活躍できる
- VBAエキスパートは他のプログラミング系資格よりも難易度が低い
- 初めてプログラミングを学ぶのにもVBAエキスパートはお勧め
- VBAエキスパートは独学でも合格が十分に可能
このようなことをお伝えできたかと思います。今回の記事がご覧いただいた方のお力になれていれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。