IT関係

Webクリエイター能力認定試験の難易度は?内容・履歴書の書き方!

Webクリエイター能力認定試験

近年、私たちの周りにはインターネットの環境が欠かせません。

そんなIT・Webに関する資格の1つであるWebクリエイター能力認定試験について
解説していきたいと思います。

資格を取りたい人
資格を取りたい人
Webクリエイター能力試験って聞いたことあるけれど
IT系の資格ってなんだか難しそう・・・
資格のエキスパート
資格のエキスパート
普段私たちが検索しているWebサイトは、見るのは簡単ですが、
作るのは難しそうですよね。

今回は、Webを作製する技術を証明できる「Webクリエイター能力認定試験」の内容・難易度や
就職に役に立つのか、などについて触れていきたいと思います。

資格を取りたい人
資格を取りたい人
Webクリエイター能力認定試験ってどんな試験なのか
教えてください!
資格のエキスパート
資格のエキスパート
そうですね。まずはWebクリエイター能力認定試験の概要について
見てみましょう!!

Webクリエイター能力認定試験って?

ここではWebクリエイター試験の概要について触れていきます。

試験の主催や目的についても簡単に触れていますのでぜひ見てみてください。

まず、公式ホームページを確認したところ、以下のような説明がありましたので引用します。

WWWで利用される技術の世界的な標準化を図るW3Cに完全準拠したセマンテックなマークアップスキルを測定する認定試験です。

主催・認定

サーティファイ Web利用・技術認定委員会

試験名

Webクリエイター能力認定試験

試験目的

Webページを制作するためのXHTMLファイルのコーディング能力、および基本的なデザイン能力を有し、Webサイトを構築するためのクリエイター能力の認定

資格を取りたい人
資格を取りたい人
わあ・・・なんだか難しそうだよ・・・
WWWとかW3Cとか聞いたことないけど一体何なの!?
資格のエキスパート
資格のエキスパート
聞いたことないよね。
Webクリエイター能力認定試験の説明の前に少し単語の解説をするよ。
資格を取りたい人
資格を取りたい人
お願いします!!

WWWとは

World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の略称です。インターネット上で広く使用されている情報検索システムで、単にWebといわれることが多いです。

W3Cとは

World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)の略称です。

WWW(Web)で使われるHTMLやCSSなどの技術を標準化して互換性を確保するために、1994年に設立されたWWWの技術の標準化を行っている非営利団体のことを言います。

資格を取りたい人
資格を取りたい人
ふんふん。ちょっと理解できた気がする。
つまり、Web上のページを作るためのスキルを確認できる資格のことだね!!
資格のエキスパート
資格のエキスパート
そうそう、少し理解できたところで、次に進むよーー!!

ここからは、Webクリエイター能力認定試験の内容について解説していきます。

まず、受験資格は、年齢・学歴ともに制限がないので誰でも受験可能な資格です。

Webクリエイター能力認定試験の種類

Webクリエイター能力認定試験にはHTML5対応版とXHTML1.0対応版があります。

それぞれスタンダードとエキスパートがあります。

資格を取りたい人
資格を取りたい人
私は初めてだからスタンダードを受けたいのだけれど、HTML5対応版とXHTML1.0対応版、
どちらを受けたらいいのかなあ。

ここで、HTML5対応版とXHTML1.0対応版の累計受験者数と合格率見てみましょう。

Webクリエイター能力認定試験の難易度

累計受験者数・合格率

Webクリエイター能力認定試験の累計受験者数(2021年時点)および合格率(2020年度)について表にしました。

HTML5対応版 XHTML1.0対応版
累計受験者数 30,888名 14,494名 2021年3月31日時点
合格率 91.40% 98.60% 2020年度平均合格率

合格率はどちらの試験も90%を超えており、勉強をすれば比較的取得しやすい資格であるといえます。

資格を取りたい人
資格を取りたい人
このデータを見ると、XHTML1.0対応版のほうが合格しやすいのかなあ。
資格のエキスパート
資格のエキスパート
実はそういうわけでもないのです。

次に各試験の推奨されている学習時間について確認してみましょう。

Webクリエイター能力認定試験の想定学習時間

Webクリエイター能力認定試験を受験するにあたり、学習時間の目安がありましたので、想定学習時間について触れていきます。

HTML5対応版 XHTML1.0対応版
エキスパート 38時間 42時間
スタンダード 24時間 32時間
資格を取りたい人
資格を取りたい人
あれ、合格率はXHTML1.0対応版のほうが高いのに必要な勉強時間は、HTML5対応版の試験のほうが短いんだね。
資格のエキスパート
資格のエキスパート
そうなんです。一体どういうことなのでしょうか。

それはHTML5とXHTML1.0の内容に違いがあります。

試験目的はどちらも同じなのですが、
HTML5とXHTML1.0には、基礎的な部分で違いがあるので勉強時間の目安に差が出てしまうのです。

HTML5とXHTML1.0の違い

XHTML1.0はHTML5に比べてより高度な技術が求められます。

形式が厳しく、少し違う形式になってしまうだけで書いたコードが通らなくなることもしばしば・・

何より、XHTMLはHTMLの応用なので、HTMLの知識が必要不可欠となります。
そのため、HTMLの基礎を身に着けておく必要があるのでXHTML1.0対応版のほうが勉強時間が必要となるのです。

より高い合格率で資格を取得したいのであれば、まずHTML5対応版を受験し、基礎を学んだうえでXHTML1.0対応版を受験するのが良いのではないかと思います。

しかし、より高度な技術を必要とする作業を行うのであれば、十分な学習時間をとってXHTML1.0を取得することも決して不可能ではありません。

資格を取りたい人
資格を取りたい人
なるほど、そういうことだったんだ。
結局どちらの試験を受ける場合もHTMLの知識は必要になるんだね。
ちなみに、エキスパートとスタンダードって何が違うの?

次は、エキスパートとスタンダードの違いについて解説していきます。

試験内容

エキスパート・スタンダードそれぞれの試験内容について簡単にまとめてみました。

エキスパート
  • 知識問題
  • 実技問題
スタンダード
  • 実技問題

エキスパートは実技問題に加え、知識が問われるテストがあります。
合格基準はどちらも65%以上です。

学習時間はさっき見たからわかったけど、Webクリエイター能力認定試験の資格を取るのに、どれくらいの費用が掛かるんだろう。

ここからは受験に必要な費用についてまとめていきます。

受験に必要な費用

受験する際に必要な受験費用や学習に欠かせないテキストにかかる費用について触れていきます。

受験費用

  • エキスパート:¥7500(税込)
  • スタンダード:¥5900(税込)

公式学習教材

XHTML1.0対応版
  • エキスパート(42時間)
    Webクリエイター能力認定試験(XHTML1.0対応) エキスパート 公式テキスト
    \3,080(税込)
    Webクリエイター能力認定試験(XHTML1.0対応) エキスパート 問題集
    \2,200(税込)
  • スタンダード(32時間)
    Webクリエイター能力認定試験(XHTML1.0対応) スタンダード 公式テキスト
    \2,750(税込)
    Webクリエイター能力認定試験(XHTML1.0対応) スタンダード 問題集
    \1,980(税込)

教材、受験費用を合わせると
エキスパート:約13000円
スタンダード:約12000円
で受験可能です!

受験費用・合格率など総合的に見て受験する価値は十分にあります。

資格を取りたい人
資格を取りたい人
資格とれたらうれしいけど、履歴書とかに書いてアピールできる資格なの??

ここからは履歴書に書けるのか・履歴書への書き方など解説していきます。

Webクリエイター能力認定試験は履歴書に書けるのか

Webクリエイター能力認定試験は履歴書に書くことができる資格です。

もちろん、履歴書の提出先によって適する場合と適さない場合がありますが、
パソコンを利用する可能性がある場合、書いておくとアピールになる可能性が十分にあります。

では、どのように記載すればよいのでしょうか。

履歴書への記載方法

”令和〇年〇月 Webクリエイター能力認定試験 スタンダード(エキスパート) 合格”

Webクリエイター能力認定試験の資格をとって履歴書に記載しちゃいましょう!!

まとめ

  • Webクリエイター能力認定試験は独学で取得可能
  • Webクリエイター能力認定試験の合格率は90%以上
  • Webクリエイター能力認定試験は履歴書に書ける資格である

Webに関する資格は持っていて損はないです。少しでも興味がある方は受験してみてはいかがでしょうか。